■ 夢テーブル委員会2006年12月例会
12月9日(土) 9:30~16:30 参加者 夢テーブル委員 三輪 日下部 三輪 福岡 中尾 一般 谷本 行政 永松 西脇 見学場所 石原公会堂、長島邸、東上野の水道、奥米地の堰堤、奥山川、福知山雲原地区の砂防関連施設 AM 石原公会堂、長島邸、東上野の水道 PM 奥山川、福知山雲原の砂防関連施設 -------------------------------------------------------------------------------------- ■ 本日の参加者 ■石原公民館 大正8年に建てられたモダンな公会堂 大正8年といえば大宝商店が妙見杉を切り出したころ。とにかくこの石原地区はにぎわったという。 中央の玄関を中心にシンメトリーの建物 内部の広い階段 2階バルコニーから外を見る 玄関が細い道を面していることから昔のメイン道路はこの細い道だったことがわかる。 それにしても立派な階段である。小学校並みの親柱 説明してくださった区長の鎌倉さん。鎌倉さんも元々は、この地の人ではなく伐採のときに移り住んでこの地にいるとのことでした。 ■石原博物小屋 地区にある小さな博物館ですが、今はあまり飾られてなかったのが残念 ■長島邸周辺の水路と砂防堰堤 床固めの水路 長島家の石垣・・城壁に近い 砂防堰堤。今まで見てきたものより古いことがわかる。自然石をそのまま積み上げている。 このような堰堤があるとは知らなかった。登録文化財ですな~~と声が上がる。 年代不詳 ■長島邸 内部 外観等はHPで見てください http://www.hyogo-aba.or.jp/50anive/50/06/index.htmなんと、この長島家の運営補助金が無くなるという。今後どう活用して行くか・・難しい。 もっと利活用する手法はないのかとみんなで議論。 ■東上野のいのちの水 大正10年寄付金を得て竹樋を向山谷川(国道の反対側)より敷設引水し飲料水のみを使用 大正11年3月 部落改善事業補助下付願提出 大正11年8月 380円の補助決定 大正12年11月 飲料水工事完成 大正12年2月 竣工 説明してくださった安井さん 「大正カラン」の文字が光る ■奥米地災害復興記念碑(奥米地水谷神社境内) 昭和9年の室戸台風で大水害 流出家屋6戸、土蔵3棟、水田被害22丁歩、桑畑20丁歩、橋梁全部流出、堤防63箇所耕地は瞬時にして廣漠たる荒野に化する。 村民一致協力4年の歳月と16万円の巨費を以って工事を完成 昼食 ------------------------------------ ■奥米屋の堰堤 炭焼き小屋の裏側にある ■奥山川(出石)の護岸 これも昭和9年の台風以後作られたもの。正確な文章はないがこの延々と続く石積みの護岸はほかにはないものである ■福知山雲原の砂防記念碑 治水の神様、赤木正雄氏が作った砂防を見ようと足を伸ばして福知山で行く。 ここもやはり昭和9年の室戸台風の被害で復興した施設である この関連施設は砂防施設としては初めて国の登録記念物(登録文化財ではない)として指定されている。 中丹西土木事務所HP参照 http://www.pref.kyoto.jp/chutan/doboku/kasen-nisi02.html 赤木正雄氏と雲原砂防は京都府のHP参照 http://www.pref.kyoto.jp/sabo/kumohara_web/adv/adv1.html 帰りに但東町で卵を買って帰ってきました。帰りに浅間隋道による予定でしたが暗くなり、おまけに車を止める場所もなく次回ということで帰りました。 八鹿土木17:30 次回は1月後半にある近代化遺産講座に参加予定 #
by venex5
| 2006-12-27 10:14
| ■06年12月 八鹿・養父・出石
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カテゴリ
全体 ■06年12月 八鹿・養父・出石 ■06年11月 関宮~村岡 ■06年10月 温泉美方村岡 ■06年9月 大屋町 ■06年8月 養父・和田山・梁瀬 ■06年7月 香住・浜坂 ■06年6月 豊岡竹野香住城崎 ■06年5月 八鹿町 ■06年4月 生野町 ■06年3月 日高・出石・但東 ■06年2月 フォーラム復興建築 ■06年1月 会議 豊岡にて ■05年12月 和田山・朝来 ■05年11月 豊岡復興建築 ■05年10月 日高・村岡・温泉 ■05年9月 大屋町 ■05年8月 城崎竹野香住浜坂 未分類 最新のトラックバック
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